2005-05-16 第162回国会 参議院 決算委員会 第11号
古い国鉄風土の構造を破壊し、国をイメージするものはすべて払拭する、こう述べて、あの安全綱領、一九五〇年の桜木町事故以来のこの安全綱領というものも削除してしまう。
古い国鉄風土の構造を破壊し、国をイメージするものはすべて払拭する、こう述べて、あの安全綱領、一九五〇年の桜木町事故以来のこの安全綱領というものも削除してしまう。
今度の事故は、昭和二十六年四月の桜木町事故、三十年五月の紫雲丸事故、三十七年五月の三河島事故。三十八年十一月の鶴見事故などと匹敵をし、しかもその責任の所在ということになりますと、国鉄当局にとりましてはきわめて重大な事故であるというような認識をいたしておるわけでございますが、一体この責任はだれにあるのか、どこにあるのか。
○瀬谷英行君 パンタグラフが八個全部破損したという話を聞き、さらに架線がみんなずたずたになったということを聞きまして、一番先に考えたのは桜木町事故であって、やはり架線が切れてパンタグラフにからまって火を吹いて列車が焼けて大ぜいのむざんな犠牲者を出したということは、まだわれわれの記憶にあるところであります。それだけに死傷者がなかったということは幸いだと思います。
○瀬谷英行君 桜木町事故のようなことにでもなれば、これはたいへんなことになったわけです。たまたま千日ビルのことでもって非常に世間の人はびっくりしたわけでありますけれども、これと相前後して羽田で飛行機が事故を起こしました。それから、羽田の飛行機事故も新幹線のこの事故も人命に支障がなかったということは幸いだと思うのです。
桜木町事故それから参宮線の事故、これは首都圏の交通圏じゃないところにも大きな事故が起こっているから、首都圏として首都圏だけを特別な事故対策を考えるということにはならない。これは違うのですよ。それはもちろんよそでも大きい事故が起こるでしょう。それに対応策がとられなければならない。しかし、よそと違う特殊事情が通勤圏の通勤輸送というものにはあるわけですよ。
さらに、今回の第三次長期計画のうちの一つの柱でございます保安対策につきましては、従前とも桜木町事故あるいは三河島事故にこりまして、相当ばく大な投資をいたしておりますが、現在までに、十ページにございますとおり、まず自動列車停止装置あるいは信号の自動化あるいは踏切設備の強化、こういうところに重点を置いてすでに実施をしてまいっておりますが、おかげさまで、十ページの表にございますとおり、いわゆる乗務員の不注意
桜木町事故は信号怠慢、開扉不能、参宮線事故は信号無視でありまして、今回の惨事の発生も、最初は信号無視か、誤認か、いずれかであると言われておりますが、かように見て参りますると、スピードの出し過ぎとか、信号関係の事故とか、同じ理由によって繰り返し事故が起きているのであります。
けっこうなお話だと思うのですが、実は思い起していただきたいと思うのですが、桜木町事故が起きた。これに使用した電車は六三型といって、当時この事故発生直後に国鉄が国民に公約されたと思うのです。この電車は改造して危険のないようにいたしたい、とこういう約束をされた。ところが、今日依然として四百両も六三型の改造なしに使われておる現実は、これはどうしたものか、これに対する当局の見解を一つ伺っておきたい。
いわゆる桜木町事故に対する善後処置につきまして、御調査の上御答弁のほどを切にお順いいたします。
提案者もそういうことはないと言つておられますが、さてお尋ねいたしたいのは、桜木町事故につきまして、第十条に基きまして業務の運営を指導統制する責任を負うということになつておられますが、この指導統制について、特にこの指導につきまして、桜木町事故のような事故を起さしたことにつきまして、監理委員会として責任をお感じになつておるかどうかという点が第一点。